逸美なら七五三も素敵に…
2020.05.12
着物は母から子へ、世代を超えて語り継がれる衣装です。
きものサロン逸美では、お祖母様やお母様の着物を「七五三のお祝着(いわいぎ)として作り変え」をするお手伝いをさせていただいております。
たとえば、こちらのお写真のお嬢様は、お祖母様の振袖をお直しさせていただき、お母様がお使いになった小物を使い、
こんなに可愛い七歳の七五三の祝い仕度が調いました。
そして、こちらの三歳のお嬢様の七五三のお祝着は数十年前にお祖母様がお召しになったものです。
被布(ひふ)も、お祖母様の羽織をリメイクさせていただきました。
お母様のお召し物は「真糊糸目京友禅(まのりいとめきょうゆうぜん)の附下(つけさげ)『四季草花に笛袋』」この上なく上品な装いです。
最後にご紹介するのは、お子様用の反物(たんもの)を仕立て、七五三の三歳、七歳のお祝い、共にお召しいただいたお嬢様です。
一般的には、一つ身(ひとつみ)と言われるお祝着を赤ちゃんを抱っこしたお祖母様が羽織り、お宮参りを行います。
その後、一つ身をお仕立てし、七五三、三歳のお祝着として着用される方が多いですが、こちらのお嬢様はお子様用の反物を三歳の七五三にお祝着に仕立ててお召しになり、お仕立て替え(サイズを変え)をして七歳の七五三の時にお召しになりました。
帯は京都西陣の唐織(からおり)の飾り結び帯。
海外へ旅行されても簡単に着物を着たい!というご要望でしたので、
作り帯(既に帯のおたいこ部分の形が作られているもの)にさせていただきました。
このようなリメイクのお手伝いをさせていただく場合には、七五三のお祝いをされる数か月前からお着物をお持ちいただき、
お祖母様やお母様の想いをじっくりとお伺いし、ご相談させていただいております。
そして、お嬢様にお召しいただいた当日は無事にお納めできて、安心すると共に、このようなご家族の愛情溢れるお祝いのお手伝いができたことを本当に幸せに思います。そして、何より、七五三のお支度をしたお嬢様たちがとても可愛いのです。
きものサロン逸美は群馬県高崎市の着物専門店
お客様のご来店を心よりお待ちしております。
(高崎駅西口より徒歩2分、提携駐車場有ります)