竺仙の浴衣受注会へ行ってきました
2020.02.28
毎年、竺仙の浴衣受注会(東京)は一月に開催されます。
年明け間もないさむ~い中、夏の気分になって注文することに例年苦慮します。
「二月の関西発表までは発信しないでね~」と竺仙さんに言われたまま、すっかりアップを忘れてはや三月(笑)
近頃は、手染めのお誂え浴衣の御用がめっきり減ってしまいましたが、昨年試験的に始めて好評だった、きものサロン逸美オリジナルワンピース「quoti」の、今年の新作ワンピの材料仕入もあり、スタッフよしみちゃんと行ってまいりました。
逸美の今年の注目は紙糸ゆかた。経糸を綿、緯糸をマニラ麻から作った紙で織った紙布が発表されていました。竺仙さんも挑戦されていますね。模様も縞を強調したスッキリカッコいいものがありました。
ここ数年、温暖化による酷暑の影響も多分にあるかとおもいますが、浴衣はどうしても形状からして快適とは言えず、特に大人の浴衣着用率が低下の道をたどっています。
このままでは長板中型染や注染の伝統技術が途絶えてしまう、、、。
そこで、おしゃれなパターンのワンピースにして着ていただくことで、日本の染色文化を残す道を考えてみました。
すでに浴衣地を使ったワンピースは世の中に発信されていますが、イマイチ野暮ったくなりがち。
「quoti」をご覧ください!
肌触りも風通しも良い麻や綿を組み合わせ、大人可愛いワンピースに仕上げました。
浴衣地一反で二枚のワンピースしか作れません。
縫製は、イタリア人某デザイナーのメゾンでお仕事をした経験を持つ人で、美しく丁寧な仕事が自慢です。
今年は新しいパターンにも挑戦してみます、おたのしみに!
でも、本格浴衣も忘れないでね~!四月には入荷予定です。
きものサロン逸美は群馬県高崎市の着物専門店。
お客様のご来店を心よりお待ちしております。
(高崎駅西口より徒歩2分、提携駐車場有ります)